Campany

 有限会社 ビーチスタジオ 

 

   〒415-0012 静岡県下田市白浜 2514 - 5

 Tel. 0558 22 0073       Fax. 0558 22 2273

    Mail. info@beachstudio.jp

 

 代表取締役 大澤 享弘 Takahiro Osawa

 資本金 300万円

 2001年7月3日  有限会社ブルーアートドライブ 設立

 2014年7月3日  有限会社 ビーチスタジオ に社名変更

 

 *事業内容 * 

 

企画デザイン ( イベントTシャツ、フライヤー、グッズ等 ) 、店舗  等ウォールペイント、インテリアコーディネイト、企業ロゴ制作、 WEB 制作、アパレル生産、卸売、OEM、オリジナル物販、ホテル、カフェ、レンタルスタジオ...

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Story...

 東京立川で生まれ育った僕は、13歳の時に親の都合で『 伊豆下田 』に移住することになった。

両親は吉佐美 大浜の近く、山の中でペンション経営をはじめた。

 

15歳の夏休み、『 オキシドール 』で脱色した『 ツーブロック ヘアー 』のサーファー大学生 2人が『 ワーゲンビートル 』に『 ライトニングボルト 』と『 タウン & カントリー 』のサーフボードを積んでアルバイトにやって来た。

 

そんなある日、陸上部に所属し坊主頭の僕に2人は言った、「おまえ、こんな海の近くに住んでて、サーフィンやらないなんてもったいないぞ!」「校庭グルグル回って何が楽しいんだよ、」「ダセ〜やめちゃえよ!」

「サーフィンやればモテるぞ!!」

 

僕はその言葉に釣られ、サーファー大学生達と共に大浜へ 、、

 

「いいかタカヒロ、モリモリ波が来たらパッと立ってシュ〜と横にスベるんだぞ!!」

 

陸上でたった3分のレクチャーを受けるとパドリングで沖に向かった。。

 

貸りたボードに乗りセットを待つ、波が来てパドリング、サーファー大学生が「ゴーゴー!」とテイルを押して くれた。

 

1発でスープに乗れた 、、楽しい!!  3本目の波が来た時「タカヒロ、左に漕げ!」と言われ必死にパドル、「立て!」の叫び声に反応した、、前に乗った2本とは明らかに『 違う 』感じ、、斜面を横にすべり目の前の波が『キラキラ 』とそそり立つ、、

 

  、、その時僕は確かに『 波と調和 』した ...  

 

岸までたどり着いて『 我に返る 』と、サーファー大学生達が「スゲースゲー、ヤベー、、」と拍手してた。

それが僕の『 Surfing Life 』の始まりだった。

 

夏休みが終わり、サーファー大学生達は帰って行った。中学生の僕に沢山の 『 下ネタ 』 を残して... 

 

僕はペンションの手伝いで貯めたお金を握りしめ、下田駅近くにあるサーフショップ『 BAGUSE 』に向かった。

店内に入るとオーナーの『 鶴代さん 』がいて、両脇には現在日本が誇るトップサーファーの『 大野ブラ 』がママの袖を引張っていた。

 

「中古ボードが欲しいんです!」と伝えると店の奥から『 DROP OUT 』のシングルフィンが出てきた。

『かまぼこ』みたいなサーフボードだ、、

 

ボードを脇に抱えて店を出る。サーファー大学生達が使ってた、もっと『シャキン!』としたボードが良かったな〜と思いつつも鶴代さんの「最初はこういうので練習した方がいいよ!」の言葉を信じてみた。

 

時代は回り、現在また僕は『 オルタナティブボード 』に乗っている。

 

そしてサーフィンに『 のめり込んだ 』、海外旅行といえばサーフトリップしか したことがない。

 

若い頃の頭の中は『 サーフィンとスノーボードとお姉ちゃんとファッションと車 』の事でいっぱいだった、、

今もかわらないが。。(笑)

 

そんな僕も29歳の時に下田に『 自分の店 』を出した。洋服屋だ。自分のブランド『 BlueArt Drive 』も作った。

 

それから会社を立ち上げ社員を雇い、結婚して子供も2人持ち様々な責任を抱えて行った。

大人の事情... いろいろな物に流され、大好きだった海からも離れて生活するようになった。

 

忙しく時間が流れる、、冬には『 春と夏 』の企画を考え、夏には『 冬 』を考える。

 数えきれないほど頭を下げ、数えきれないほどのため息をつく。

 『 通帳 』にはたくさんの数字が並び、『 桁が増えたり減ったり 』している。

 

時は過ぎ去りそんな中、東北が津波に襲われた ...

 

突然『 時間が止まった 』ような気がした ...

 

計画停電 が実施され、電気が灯かない...     会社の電話も鳴らない ...

 

仕事の相棒のパソコンも使えない状況のなかで、自分の無力さを感じた。

 

       

       ちっぽけな人間 ...          海に出てみる ...

   

       サーファーのいない海 ...

 

       誰にも乗られず、波だけが崩れていた ...  

 

       晴れているはずの空が青く見えない ...

 

 

多くの命が消えて行き、多くの企業が消えて行き、多くの人々の価値観が変って行った ...

 

 ...

 

それから時間は流れ、少しずつ ...『 笑顔 』が戻った。  海にもサーファー達が戻った。

 

 

いまだ多くの傷跡が残ったままだが、それでもみんな前を向いて歩いて行く。

 

 

 僕は、『 地元白浜 』に戻ることにした。

 

 

都会で履きなれた『 革靴 』を脱ぎ捨てて、 真新しい『 ビーチサンダル 』に履き替えた。

 

 

   「 やっぱり、素足が一番だな」、、  さあ、歩こう!

2012y Spring.